Wordとグーグルドキュメントの違い

 2018.09.07  Office 365 ポータル編集部

皆さんはワープロソフトとして何を使用していますか?マイクロソフトが提供するWordでしょうか。あるいはグーグルが提供するGoogleドキュメントでしょうか。どちらも優秀なワープロソフトであり、世界中のユーザーが利用しているものです。

今回は、このWordとGoogleドキュメントの違いについてご紹介します。

WordとGoogleドキュメントの共通点

インターフェース

WordとGoogleドキュメントを使用するにあたってインターフェースの違いはほとんどありません。そもそもワープロソフト自体違いを出すことが難しいソフトウェアなので、自然とインターフェースは類似します。ただしリボン部分など細かいところでの違いはあり、Wordの方が直感的に理解できる分、慣れている方には若干使いやすいのではないかと思います。

基本機能

基本的な機能に関しても大きな違いは見られません。Googleドキュメントでもグラフや表を挿入することができますし、手書きモードで文字を入力することもできます。

これがWordとGoogleドキュメントの共通点です。ExcelやPowerPointと比較するとWordは機能や用途がシンプルなので、自然とGoogleドキュメントと共通する部分が多くなっています。

WordとGoogleドキュメントの相違点

それではWordとGoogleドキュメントの違いについてご紹介します。

提供形態

Wordはご存知、マイクロソフトが提供するOfficeスイートに含まれる一つのアプリケーションです。これを利用するためにはOfficeライセンスを購入する必要があります。一方、Googleドキュメントはグーグルが提供するGoogleドライブというサービスに含まれるワープロソフトです。Googleアカウントを作成すれば誰でも無料で使用できます

アプリケーション

Wordはパソコンにインストールして使用するタイプのアプリケーションです。一方Googleドキュメントは、Googleドライブにアクセスしてブラウザ経由でアプリケーションを使用します。

保存容量

Wordはパソコンにインストールして使用するクライアントアプリですので、保存容量は使用しているパソコンに依存します。オンラインストレージと連携したりディスクを追加することで、自由に保存容量を増加できるため容量を気にすることは少ないでしょう。一方でGoogleドキュメントの保存容量は無料の場合15GBまでと決まっています。ただし、GoogleドキュメントだけでなくGoogleアカウントが提供するサービス全体で15GBを共有するので、保存容量に注意が必要です。容量を増やす場合100GBなら月額250円、1TBなら月額1,300円がかかります。

価格

前述のようにWordはOfficeライセンスを購入する必要があります。そのため、パッケージ製品を購入して一度の支払いでOfficeライセンスを購入するか、Office 365でサブスクリプションとして継続的に契約するかを選べます。それに対してGoogleドキュメントは基本無料で使用できるワープロソフトです。

フォント

ワープロソフトを使用する上で重要な機能がフォントでしょう。フォントを変更することで文章のイメージがガラリと変わりますし、文章の種類によって使い分けたり、同じ文章内でも複数のフォントを使用することで違いを出すことができます。Googleドキュメントのフォント数は19種類です。そのうち日本語フォントは3種類しかありません。一方Wordでは日本語フォントだけでも数十種類あり、全体ではその何倍もの種類があります。

処理速度

Googleドキュメントはグーグルのクラウドサービスで稼働しているアプリケーションです。ユーザーはそれをブラウザ経由で利用するため、クライアントアプリとしてパソコンにインストールするWordに比べて処理速度は低下してしまいます。特にインターネット回線の調子が悪いと、Googleドキュメントではまったく作業が進まないということもあります。

安定性

作成したファイルが破損しないか?という安定性について考えると、Googleドキュメントの場合はパソコンではなくグーグルのサーバー上にファイルが保存されるので、安定性に優れています。パソコンが故障してもファイルが破損するということはありません。一方Wordは基本的にパソコンにファイルを保存するため、パソコンが故障するとファイルまで破損する可能性があります。安定性を確保するには追加ディスクやオンラインストレージにデータバックアップを取ったり、そもそもの保存先をオンラインストレージに変更するなどの対応が必要です。

ナレッジ

Wordに関する指南書はこれでもかというほど存在します。基本的な操作方法からWordを使用したプレゼン資料の作成方法まで書店に行けば目的の指南書が必ず見つかるでしょう。それに対してGoogleドキュメントの指南書は非常に少ないでしょう。最近ではノウハウを掲載しているWebサイトも増えてきましたが、Wordのそれに比べると圧倒的に少なくなっています。

サポート

Wordを使用するためにOfficeライセンスを購入していると、マイクロソフトのサポートを利用できますしサポートサイトも内容が充実しています。一方Googleドキュメントでは無料サービスゆえにサポートにはほとんど期待できませんし、少し難しい内容になると英語対応になってしまうため、サポートが充実していません。

コラボレーションツール

Officeライセンスをクラウドサービスとして提供しているOffice 365を契約すると、Wordを含むOfficeアプリケーションを利用できるだけでなく、様々なコラボレーションツールも使用できます。たとえばOffice 365 Business PremiumというプランにはOfficeライセンスとExchange OnlineSharePoint Onlineなどのコラボレーションが内包され、月額1,360円で利用できます。保存容量に関しては1TB使用できるので、Googleドライブの1TBプランと比較するとほぼ同額の料金でかなり多数のサービスを利用できるのが特長です。

Googleサービス連携

Googleドキュメントをメインのワープロソフトとして使用するユーザーの多くは、Googleサービスと連携できるという利点を重視している方が多いでしょう。GmailやGoogleカレンダー、GoogleアナリティクスといったGoogleサービス各種と連携することで、Googleドキュメントをより便利に使いこなすことができます。これはGoogleドキュメントならではのメリットだと言えるでしょう。

以上がWordとGoogleドキュメントの違いです。

Office 365でWordを使用することのメリット

昨今、Officeアプリケーションユーザーの多くはOffice 365への移行を完了しています。Office 365はマイクロソフトが提供するクラウドサービスであり、契約するプランによってOfficeライセンスを取得できたり、様々なコラボレーションツールを使用できるサービスです。

Office 365を契約するとWordを含むOfficeアプリケーションのすべてを最大15台のデバイスにインストールできます。さらにExchange OnlineやSharePoint Online、Skype for BusinessYammerなどのコラボレーションツールも使用でき、組織やチームのコミュニケーションを活発化して生産性を向上することも可能です。

これらはすべてクラウドサービスで利用するための、サービスにアクセスする端末やインターネット回線は問いません。さらにSharePoint Onlineを活用すればオンラインでWordファイルを共有したり、共同編集を行うことも可能です。

今年後半に新しいOfficeがリリース

今年後半には新しいOfficeスイートのOffice 2019がリリースされる予定です。このOfficeスイートでは従来のOfficeに比べて大幅に機能がアップデートされるので、Googleドキュメントとの機能差がより開くのではないでしょうか。Googleドキュメントには多数のメリットがありますが、やはりビジネスシーンで利用するとなるとWordに軍配が上がるでしょう。新しくリリースされるOfficeスイートにもぜひご期待ください。 

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